けがをきっかけに不振が続き、人気に成績がついてこなかったマリア・シャラポア(ロシア)24歳が、テニスのウィンブルドン選手権女子シングルス決勝の舞台に7年ぶりに立った。ぺトラ・クビトバ(チェコ)にストレートで屈したが、「大きな一歩。決勝に立てたのは自信になる」と前向きなコメントをしていた。
彼女は、2008年秋に選手生活の危機に陥っていた時期がある。パワフルなショットを支える右肩の痛みが引かず、手術に踏み切った。完全に元に戻る保証はない中で「テニスを愛している。私は物事をあきらめるタイプではない!」と、つらいリハビリを不屈の闘志でこなした。09年5月に復帰後、大舞台ではなかなか好結果が出なかった。しかし4強入りした全仏オープンで続く今大会の準決勝で完全復活に迫った印象があるという。
端正な容姿と四大大会3度優勝の実績はスポンサーやファンをひきつけてやまない。米経済誌フォーブスによると、、2010年6月までの1年間で稼いだ額は女性アスリートで最高の2450万ドル(約20億円)にもなるという。
「シュガー(砂糖)ポワ」という菓子のブランドを発足させる計画も進めるスターの価値は、プレーに磨きが戻った今後、さらに高まる予感がする。
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